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【独自取材】アジア最大の宇宙玄関口を高知に/スペースポート高知 古谷代表理事・小松理事インタビュー
日本の宇宙産業を強化するためには、より多くのスペースポート(宇宙港)の整備が早急に求められる中、高知県で中学・高校時代の同級生二人がSNSで呼応し「一般社団法人スペースポート高知」を設立、歩み出している。そんな二人にインタビューを試みた。あらかたを古谷文平代表理事が自身の経営するホテルで語り、そこにニュージーランドからオンラインで合流した小松聖児理事が話の掉尾を飾った。【聞き手:本紙・植村和人】
2025/06/06 17:26:52
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「振動試験出張セミナー」を開催
IMVは、振動試験に関する知識を現地で直接学べる「振動試験出張セミナー」を開始した。社内研修や新人教育、装置導入前後の知識習得に活用がのぞまれる。 ▲集合型の振動試験・実習セミナーは毎回、早期満席の状況が続く IMVでは、ユーザーからの「自社の課題に合わせた内容で、より深く学びたい」「集合型セミナーに参加する時間が取りにくい」といった声に応え、要望に合わせて、振動試験の基礎知識から実践まで、現場で役立つノウハウまでをユーザー社内で丁寧に解説する。 受講対象は、振動試験に携わる試験技術者 (入門~中級レベル)。1社単独・現地開催にて、IMVエンジニアによる講義内容は事前相談のうえ柔軟にカスタマイズ可能。選べるコースは3種類:半日コース(第1部〜第5部のうち、3つを選択。応相談)、終日コース(第1部〜第5部をすべて解説)、半日+分解セミナー。 ニュースソースを読む
2025/06/05 19:00:00
防衛省より衛星打上げ業務を初受注
Space BDは、人工衛星打上げ業務「多軌道観測実証衛星の打上げ」事業を、防衛省より初受注した。同プロジェクトはスペースワンのカイロスロケットを利用し実証衛星を和歌山県串本町・那智勝浦町にまたがるスペースポート紀伊より打ち上げる予定。 ▲今回はSpace BDにとっても初の試みとなる、小型衛星を主衛星としたいわゆる「ロケット一本買い」のミッションとなる。 Space BDは、衛星ごとの特性やニーズに応じ、最適なロケットの選定・搭載などの宇宙空間への輸送を支援する打上げサポートサービスを創業以来提供している。同プロジェクトでは、Space BDが従来提供している超小型衛星を一度の打上げ機会に複数機搭載する相乗り打上げサポートサービスとは異なり、同社として初の試みとなる、ロケットを一機調達し、小型衛星を主衛星とした打上げサポートサービスを実施する。 ニュースソースを読む
2025/06/04 19:00:00
福島県南相馬市へ本店移転
SPACE WALKERは、スペースプレーンの開発および将来的な量産体制構築に向け、5月23日付で福島県南相馬市へ本店を移転した。 ▲新本店はJR常磐線・原ノ町駅から車で20分 SPACE WALKERは、有翼式再使用型ロケット(スペースプレーン)およびその各種コンポーネントの開発・将来的な量産化を見据えた体制強化の一環として、東京都千代田区から福島県南相馬市へ本店を移転した。本店所在地を南相馬市とすることで、登記上の本拠地として地域に根ざした事業展開を進めるとともに、スペースプレーンの開発・試験・製造に最適な環境のもとで拠点機能の強化を図る。 南相馬市は、ロボットや先端技術の研究・開発を支援するインフラが整っており、宇宙関連産業をはじめとする新産業の育成にも積極的に取り組んでいる地域でもある。本拠点を通じて、有翼式再使用型ロケットの社会実装と産業基盤の強化を推進していく。 ニュースソースを読む
2025/06/03 19:00:00
総務省主催「電波資源発表会」に参加
天地人は、5月28~30日まで総務省主催の「電波資源拡大のための研究開発 第18回成果発表会」(ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク2025併催)に参加・出展した。 ▲併催は「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク2025」 同イベントは、総務省主催の電波有効利用に関する技術発表の場として、令和6年度に終了した研究開発5件とSCOPE13件の成果が展示・発表された。発表会では、電波利用ニーズの拡大に対応し、周波数のひっ迫状況緩和を目的とした研究開発の成果を展示し、講演では「電波資源拡大のための研究開発」のうち「多様なユースケースに対応するためのKa帯衛星の制御に関する研究開発」をテーマに、国立研究開発法人情報通信研究機構が登壇し、天地人の成果も含めて発表が行われた。天地人は、衛星リソース割当運用計画における通信需要・回線条件の予測技術を担当している。 ニュースソースを読む
2025/06/02 19:00:00
50億円の資金調達を実施
ispaceは、みずほ銀行との融資契約に基づき、50億円(約3,500万米ドル)の新たな資金調達を決議した。 ▲みずほ銀行からの追加借入を実現 同融資は、ミッション開発および関連費用のための運転資金を確保することを目的としている。ispaceは、同融資を通じて、流動性を強化し、財務基盤を安定化させることで、機動的な経営判断を可能にする。これにより、技術力の継続的な向上と市場ニーズへの対応力強化を加速する。また、継続的な投資を支える強固な財務体質の構築を目指す。 ニュースソースを読む
2025/05/30 19:00:00
「宇宙米」生産通じ地域活性化
DigitalBlastは、地域×宇宙をテーマに、宇宙利活用による地域活性化プロジェクトとして、埼玉県内一の収穫量を誇る加須市の米(種籾)を国際宇宙ステーション(ISS)へ送るプロジェクトを推進している。 ▲加須市より預かった種籾はISSの「きぼう」日本実験棟で約5カ月保管される予定 DigitalBlastと埼玉県加須市との協働による「加須宇宙米本プロジェクト」では、加須産米の種籾を数カ月のあいだ宇宙空間で保管、その後、地球に帰還させてブランド米を生産することを目指している。DigitalBlast の堀口真吾CEOは加須市出身であり、宇宙利活用を通して地域活性化に貢献したいとの思いから加須市へ同プロジェクトを提案、実施に至った。 4月24日には、実際にISSへ送る加須産米の種籾を加須市より受領するセレモニーが開催された。冒頭に堀口CEOが挨拶を行い「2030年に予定されているISSの退役後は民間宇宙ステーションが活躍する時代になること、また、宇宙は物理や数学、生物学などと関連の深い分野であり、子どもたちが今回のプロジェクトを学びのきっかけにしてくれれば、将来のイノベーションにもつながる」と期待を寄せた。 ニュースソースを読む
2025/05/29 19:00:00
天候や時間問わず検知と分類可能に
Synspectiveは、物体検知・分類分析ソリューション(ODC Solution)をローンチした。同ソリューションは、SARデータと解析アルゴリズムを活用し、船舶や航空機の位置や種類に関する迅速かつ正確な情報が提供可能である。 ▲Osaka,Japan/STARING SPOTLIGHT(11 May 2025 18:57 UTC) 『ODC Solution』は特に、海洋域のモニタリング、空港モニタリング、安全保障、グローバルなサプライチェーンの監視において、活用が期待されている。また、Synspectiveの技術パートナーであるSATIM社の実績のあるアルゴリズムをODC Solutionへ統合したことにより、ターゲットオブジェクトの高い検知と分類を実現することができた。 主な特長は、①全天候・全時間帯対応:SAR衛星によるモニタリングは雲、霧、煙を透過し、24時間365日対応②高頻度撮像:Synspectiveの衛星コンステレーションにより、タイムリーに情報を取得③広域モニタリング:広大な海域、沿岸線、空港、遠隔地を効率的にモニタリング④AIによる自動検知:SATIM社のアルゴリズムを活用した高精度な物体検知機能⑤分類機能:高度なアルゴリズムにより検出物を分類・識別し、迅速な意思決定をサポート。 ニュースソースを読む
2025/05/28 19:00:00
プローブ情報と連携し浸水災害防ぐ
スペースシフトは、トヨタ⾃動⾞と連携し、災害に対する新たなソリューションを「⼈とくるまのテクノロジー展 2025」にて提案した。 ▲「車両走行データ」×「人工衛星データ」で浸水災害を防ぐ スペースシフトとトヨタ自動車は2024年4月、水害をはじめとする災害対策において、共同技術開発についての覚書を締結し、社会実装に向けて取り組んできた。今回の展示会では、人工衛星(SAR衛星)のデータと車両走行データ(プローブ情報)を組み合わせた解析技術を展示した。 浸水・冠水域の解析結果をもとに、通行できない可能性が高いエリア・道路を把握することができるため、より迅速な災害対応や避難指示が可能となり、また、災害復旧時の最適なルート情報提供など、スムーズな物流の一助となることも期待される。 ニュースソースを読む
2025/05/27 19:00:00
10機目小型SAR衛星の初交信に成功
QPS研究所は、5月17日(日本時間)に打上げたQPS-SAR10号機『ワダツミ-Ⅰ』からの初交信に成功した。 ▲初交信時の管制室の様子 ニュージーランド・マヒア半島の発射場Launch Complex 1から打上げられたロケット・ラボ社のロケットElectron(ミッションネーム:“The Sea God Sees”)によって、小型SAR衛星QPS-SAR10号機 ワダツミ-Ⅰは、打上げから約50分後に衛星分離に成功した。 そして分離から約30分後、ワダツミ-Ⅰとの初交信が無事に成功した。衛星の各機器が正常に作動しており、衛星の健康状態が良いことを確認できた。この後も引き続き調整を行い、アンテナの展開、そして初画像の取得を目指す。次の11号機の打上げは今年6月以降の予定だという。 ニュースソースを読む
2025/05/26 19:00:00
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