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「宇宙米」生産通じ地域活性化

DigitalBlastは、地域×宇宙をテーマに、宇宙利活用による地域活性化プロジェクトとして、埼玉県内一の収穫量を誇る加須市の米(種籾)を国際宇宙ステーション(ISS)へ送るプロジェクトを推進している。

▲加須市より預かった種籾はISSの「きぼう」日本実験棟で約5カ月保管される予定

DigitalBlastと埼玉県加須市との協働による「加須宇宙米本プロジェクト」では、加須産米の種籾を数カ月のあいだ宇宙空間で保管、その後、地球に帰還させてブランド米を生産することを目指している。DigitalBlast の堀口真吾CEOは加須市出身であり、宇宙利活用を通して地域活性化に貢献したいとの思いから加須市へ同プロジェクトを提案、実施に至った。

4月24日には、実際にISSへ送る加須産米の種籾を加須市より受領するセレモニーが開催された。冒頭に堀口CEOが挨拶を行い「2030年に予定されているISSの退役後は民間宇宙ステーションが活躍する時代になること、また、宇宙は物理や数学、生物学などと関連の深い分野であり、子どもたちが今回のプロジェクトを学びのきっかけにしてくれれば、将来のイノベーションにもつながる」と期待を寄せた。

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