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ヘッドライン(新着。更新情報)

累計契約自治体数が40を突破
衛星データを活用し持続可能な水道事業の実現を支援する水道DXソリューション『天地人コンパス 宇宙水道局』の累計契約自治体数が40を突破した。                                          ▲わずか2ヶ月で契約数が大幅増加 衛星データを活用し持続可能な水道事業の実現を支援する水道DXソリューションである天地人コンパス 宇宙水道局は、約100m四方のメッシュ単位で漏水リスクを5段階で診断する。管路ごとのリスク診断を行う「管路単位のリスク診断」を組み合わせることで、水道インフラの状態をより細かく把握し、より効率的な維持管理が可能になる。 管路診断結果に基づく「健全度」(漏水リスク診断結果)と、一般住宅から重要給水施設(病院、学校、避難所など)まで、あらゆる施設や暮らしへの影響を包括的に考慮した「重要度」を組み合わせて評価することで複数の「更新優先シナリオ」を作成。平時の漏水リスクを重視するシナリオや、災害時の社会的影響を重視するシナリオなど、地域課題や目的に応じた柔軟な設定が可能で、環境の変動を考慮したシナリオを通じて、各管路の更新優先順位を合理的かつ透明性をもって決定することで、有用性の高い計画策定を支援する。 ニュースソースを読む
2025/07/18 19:00:00
宇宙分野での新事業展開に向け協議
中央発條は、航空宇宙分野での新たな事業展開を目指し、PDエアロスペースとの共同開発に向けた協議を開始した。                                          ▲未知の分野へもチャレンジできる人材育成や風土醸成も重視する 中央発條はこれまで、自動車部品分野における高品質かつ高性能な製品の提供を通じ、業界内で確固たる地位を築いてきた。他方、PDエアロスペースは民間主導による宇宙輸送機開発を目指す国内スタートアップ企業で、当分野で豊富な実績と経験を有し、技術開発力・独創性・突破力に強みを持っており、両社は技術力とノウハウを結集することで、宇宙産業発展に貢献する新技術や新製品の創出を目指す。 同協議では特に、①自動車領域で培ったサスペンション技術の応用展開②精密ばねや防振技術の応用展開③PDエアロスペース×JAXAの共同研究テーマおよび次期飛行実験機の開発支援、といった分野での技術開発および検討を進める予定。中央発條はこれらを通じて、宇宙分野における市場参入の基盤を築くとともに、コアコンピタンスのさらなる活用を通して持続可能な社会の実現に取り組んでいく。 ニュースソースを読む
2025/07/15 19:00:00
ミッション完了、無事地球へ帰還
有人宇宙システム(JAMSS)の「Kirara」6号機は、今年4月21日にSpaceX社のドラゴン補給船32号機(CRS-32)で国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられ、約1か月の宇宙でのミッションを終え、6月3日に無事日本へ帰還した。 ▲Kirara6号機で宇宙へ届けられたメッセージ Kiraraはサービス開始から6年目を迎え、科学・技術分野にとどまらず、地域社会や教育、さらには芸術との連携など幅広い用途で活用されている。今回の成果が、創薬研究や新素材開発など、最先端の研究に貢献することが期待される。 なお、今回のミッションでは、新潟県のブランド米「新之助」の種籾もKirara装置に搭載され、宇宙へと旅立った。この種籾は、新潟県上越市で行われている宇宙教育の特別企画「KomeTane宇宙プロジェクト」の一環として打ち上げられたもので、回収後は地元の小学生たちによって田植えされ、宇宙を旅したお米として来年収穫される予定。同プロジェクトは、地元建設会社の主催により今年で2回目の開催となる。 また、Kirara装置には、アジア各国の宇宙機関や宇宙ビジネス関係者から寄せられた「宇宙へ届けたいメッセージ」を記録したSDカードも搭載され、夢や目標、大切な人への想いが宇宙へと届けられた。JAMSSはKirara事業を通じて、今後も、民間事業ならではの利用者にとって使いやすく、柔軟なサービスを提供していく。 ニュースソースを読む
2025/07/11 19:00:00
宇宙向け半導体の性能向上めざす
レゾナックは、現在開発している、宇宙線に起因する電子機器の誤動作(ソフトエラー)を低減する半導体封止材の評価実験を、今年秋をめどにISSで開始する。                                          ▲評価用の半導体チップを搭載した動作評価装置 同実験は、米民間宇宙企業Axiom Spaceに委託しており、レゾナックは今年4月に、評価用半導体チップを搭載した動作評価装置を材料暴露実験装置(MISSE)に設置した。同装置は、今年秋に打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)での評価が開始される予定であり、同封止材によるソフトエラー低減効果が確認されれば、既存の宇宙向け半導体の性能向上や、地上で使われている半導体の宇宙向けへの適用などが期待される。 プロセッサの演算能力向上のニーズが高まっている中、宇宙向けプロセッサの演算能力向上においては、宇宙線に起因するソフトエラーが課題の一つとなっている。この課題に対しレゾナックは、宇宙線に含まれ、ソフトエラーを引き起す中性子を吸収する材料を配合した半導体封止材を試作した。同社はさらに実験を進めるため、地上試験では再現できない宇宙空間の放射線スペクトルの影響を検証し、宇宙向け半導体材料に求められる特性を特定するとともに、高性能な半導体材料開発において重要なデータを取得することを目指す。 ニュースソースを読む
2025/07/09 19:00:00
宇宙ビジネスとクラウドの最前線
Fusicは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン協力のもと、東京・日本橋のX-NIHONBASHI TOWERにて『SPACE DAY 2025〜日本の宇宙ビジネスとクラウドの最前線〜』を開催した。                                          ▲宇宙産業という共通のテーマを軸に、業種や立場を超えた対話が生まれた 昨年に続き第2回目となった『SPACE DAY』は6月3日に催され、日本における宇宙産業の拡大を支援すべく、パートナー企業と共に、宇宙ビジネスの最新動向や宇宙・衛星事業におけるクラウド開発技術についての情報共有、意見交換、ネットワーキングの場を提供した。今年は、宇宙×クラウドに加え、生成AI、サイバーセキュリティ、国際連携など多岐にわたるテーマを扱い、各分野の第一線で活躍する登壇者が講演するなど、多様な視点から、宇宙産業の可能性を探る機会となった。 イベント冒頭では、Fusic・エバンジェリストの室井慎太郎氏より、同社の事業紹介とともに、「Aerospace RAG」や「Atmosphere」など宇宙領域への取り組みに加え、当日発表された新ブランドスローガン「OSEKKAI × TECHNOLOGY」についても紹介された。そのほか、基調講演と7本のセッションが続き、最後には、登壇者によるパネルディスカッションが実施され、採用・技術開発・生成AIの活用など多岐にわたるテーマで意見交換が行われた。 ニュースソースを読む
2025/07/08 19:00:00
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