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【独自取材】アジア最大の宇宙玄関口を高知に/スペースポート高知 古谷代表理事・小松理事インタビュー
日本の宇宙産業を強化するためには、より多くのスペースポート(宇宙港)の整備が早急に求められる中、高知県で中学・高校時代の同級生二人がSNSで呼応し「一般社団法人スペースポート高知」を設立、歩み出している。そんな二人にインタビューを試みた。あらかたを古谷文平代表理事が自身の経営するホテルで語り、そこにニュージーランドからオンラインで合流した小松聖児理事が話の掉尾を飾った。【聞き手:本紙・植村和人】
2025/06/06 17:26:52
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ファーストライト画像を公開
QPS研究所は、小型SAR衛星QPS-SAR10号機『ワダツミ-Ⅰ』の初画像(ファーストライト)として取得した試験観測画像を公開した。 ▲西鉄・花畑駅周辺のクローズアップ画像(福岡県久留米市) QPS研究所が北部九州を中心とした全国25社以上のパートナー企業と共に開発・製造したワダツミ-Ⅰは、米国ロケット・ラボ社のロケットElectron (ミッションネーム:The Sea God Sees)によって5月17日17時17分 (日本時間)に打上げられ、約50分後に衛星分離に成功した。そしてその約30分後には初交信に成功し、翌日の夕方に収納型アンテナの展開を実行。その後、衛星機器の調整を続け、6月9日、取得した画像を公開する運びとなった。 QPS-SARは分解能1.8mの通常モード(ストリップマップモード)と分解能46cmの高精細モード(スポットライトモード)の観測が可能。今回、10号機は6月6日に高精細モードで初観測を行った。 ニュースソースを読む
2025/06/20 19:00:00
ミッション終了を決定
ispaceは、月面着陸の試みに続き、ミッション2 「SMBC x HAKUTO-R Venture Moon」の進捗状況を報告した。 ▲ミッション3および4 は2027年に打ち上げを予定 6月6日(日本時間)、月着陸船「レジリエンス」は月面へのタッチダウンを目指して着陸シーケンスを開始。着陸シーケンス後、ミッションコントロールセンター(MCC)は「レジリエンス」月着陸船との通信を確立できなかった。6月6日午前8時00分現在、ミッションコントロールセンターは、着陸船との通信が回復する可能性は低いと判断し、Success 9の完了は不可能と判断。これにより、ミッションを終了することが決定された。 ispace創業者兼CEOの袴田武史氏は「現時点で月面着陸成功の見通しが立たないことを踏まえ、これまで取得したテレメトリデータを迅速に分析し、原因究明に全力で取り組むことが最優先事項です」と話し、「株主の皆様、ペイロードのお客様、HAKUTO-Rパートナーの皆様、政府関係者の皆様、そしてispaceを支援くださる全ての皆様に調査結果を報告し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしている。 ニュースソースを読む
2025/06/19 19:00:00
海外拠点開設リスクの把握目的に
Ridg-iは、デジタルブラストコンサルティングおよびフジタと共同で、企業の海外拠点開設の支援を目的とした衛星データ活用サービスの検討を開始した。 ▲3社協力のもと、衛星データを活用した新サ ービスのリリースを目指す 3社協力のもと、企業の海外拠点開設におけるリスク把握を目的とした衛星データの活用を目指す。Ridg-iが衛星データの解析を担い、フジタがテスト利用により有用性を検証、デジタルブラストコンサルティングがプロジェクト全体の推進とビジネスモデル構築を行う。 検証結果に基づき、有用性が確認されれば、衛星データを活用した新たなサービスとしてリリースし、他企業への導入を目指していく。また、同プロジェクトは、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」に採択されている宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」の支援を受けることが併せて決定した。 ニュースソースを読む
2025/06/18 19:00:00
小型衛星の推進力に新たな可能性
Pale Blueは、超小型水抵抗ジェットスラスタPBR-10の軌道上運用に成功し、システム全体の健全性も検証された。 ▲超小型水蒸気式推進機PBR‐10 PBR‐10は、わずか0.5Uサイズの超小型水蒸気式推進機である。設置面積が小さいにもかかわらず、信頼性と効率性に優れた推力を発揮し、精密な操縦性、運用寿命の延長、そしてミッション能力の向上が求められるキューブサットミッションに最適である。 PBR -10はすでに軌道上で実証されており、小型衛星の推進力に新たな可能性をもたらす。軌道上スラスタ動作はアークエッジ・スペース社製の6U CubeSatに搭載され、数サイクルにわたって平均推力が製品仕様の設計値である1mNを超えることが確認された。 ニュースソースを読む
2025/06/17 19:00:00
万博で宇宙技術ワークショップ参加
大阪・関西万博にて開催された「TECHNOMART Malaysia-Japanマレーシア宇宙技術・経済共創ワークショップ」に、DigitalBlastの社員が参加した。 ▲ワークショップ参加者との集合写真 同ワークショップは、会場内のマレーシアパビリオンにて5月15日に行われたもので、日本からは20の企業と大学、マレーシアからは宇宙やAI等を手がけるハイテク企業11社が参加した。 DigitalBlastからは、堀口真吾CEOらが参加し「ビジネスミーティングセッション」にて、同社の事業などを紹介するプレゼンテーションを行った。ワークショップ参加を通じて構築したマレーシアの企業との関係を活かし、アジア太平洋地域を始めとしてグローバルに宇宙利用の機会拡大を探っていく。 ニュースソースを読む
2025/06/16 19:00:00
アイウエアのコラボモデル限定販売
ispaceは、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のコーポレートパートナーであるJINSより、アイウエアのHAKUTO-Rコラボレーションモデルを、6月4日からJINSオンラインショップにて数量限定で予約販売を開始する。 Release_IR-B_JINS-iapce_250512 ▲コーポレートパートナー同士の技術が融合し特別なアイウエアが誕生 今回のコラボレーションモデルは、HAKUTO-Rを象徴する「挑戦」と「先進技術」の精神を体現したアイウエア。フレームには、JINSが独自に開発した素材「JINS Flex Titanium™」を採用し、柔軟性と耐久性を兼ね備えた、ヒンジレス設計によって締め付け感の少ない快適な装用感をもたらした。 さらに、フレーム本体には、HAKUTO-Rのコーポレートパートナーであるシチズン時計の独自技術であり、RESILIENCEランダーの着陸脚にも採用された表面硬化技術「デュラテクト」が施されており、HAKUTO-Rのコーポレートパートナー企業同士の技術的連携によるコラボレーションが実現した。この加工処理により、アイウエアにすり傷がつきにくく、美しさと品質を長く保つことが可能。月面への挑戦を支える精神が融合した同モデルは、HAKUTO-Rの世界観を身近に感じられる、特別な一本となっている。 ニュースソースを読む
2025/06/13 19:00:00
無料でリモートセンシング出前授業
リモート・センシング技術センター(RESTEC)は、次世代の宇宙開発や地球観測を担う子供たちを対象とした無料の出前授業を行っている。 ▲対象学年は小学4年生から高校3年生まで 授業内容は、子どもたちが地球観測衛星の仕組みや、衛星がどのように我々の社会に役立てられているかを学び、実際に自分で衛星データの可視化や解析を体験でき、普段の授業では学ぶことができないリモートセンシングの世界を提供する。 RESTECは、設立以来40年以上にわたりリモートセンシングに関する研修事業を国内外で実施しており、研究開発事業に裏付けられた確かな知見と専門性に基づき、時代に合わせた研修を提供している。RESTECの研修の受講生は78カ国6千名以上に及ぶ。 ニュースソースを読む
2025/06/12 19:00:00
機械工具商が宇宙港にふるさと納税
北海道スペースポート(HOSPO)を運営する北海道大樹町とSPACE COTANは、機械工具専門商社の旭商工社より、今回はハード整備に対して1,000万円の企業版ふるさと納税を受けた。 ▲企業版ふるさと納税を行った旭商工社の野村社長 大樹町は、HOSPO施設を拡充するハード整備(航空公園機能拡充事業)と、宇宙関連企業のサポートや航空宇宙関連の普及啓発などのソフト支援(航空宇宙関連ビジネス推進事業)の2事業で企業版ふるさと納税を募集している。HOSPOはアジアにおける宇宙ビジネスのハブを目指し、国内外の事業者による高頻度で多様な打上げに対応するため、新たな射場Launch Complex 2(LC2)やP2P輸送(高速2地点間輸送)用の3,000m滑走路整備も計画している。 横浜市が本社の旭商工社は「世界のもの造りへのお手伝い」をモットーに、設立70年以上の信頼と国内20の営業拠点+海外12の営業拠点のネットワークをもち、技術サポート部門による提案型営業+解決力を強みとする。工場やオフィスで使用するあらゆるモノを取り扱っており、単に製品を供給するだけでなく、アドバイスやコンサルテーションでお客様に貢献できる「テクニカル・ソリューション・サプライヤー」を目指している。 ニュースソースを読む
2025/06/11 19:00:00
「新しい地方都市モデル」構築に出資
SPACE COTANは、今年4月に設立された地域まちづくり会社「帯広食べ歩きまち」に出資した。 ▲HOSPO(北海道スペースポート)の将来イメージ 帯広食べ歩きまちは、帯広市内の交流施設「HOTEL NUPKA」や馬車BARを運営する十勝シティデザインを母体とする。帯広中心市街地の再生を軸に、まちなかから十勝全域へ、都市と農村、テクノロジーと暮らし、地域と都市部の人の流れをつなぐ「新しい地方都市モデル」の構築に取り組んでいる。 SPACE COTANは、多様な機体の高頻度打上げに対応する宇宙港『HOSPO』を中核に、宇宙関連産業の集積による地域活性化を推進している。同じ十勝地域を拠点とし、まちづくりと広域連携を志向する帯広食べ歩きまちとの連携強化を目的に、SPACE COTANを含む十勝地域に関連する8社による協調的出資の一環として、5月30日付で出資を実施した。 ニュースソースを読む
2025/06/10 19:00:00
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