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先進レーダ衛星のデータ・サービス

Synspectiveは、JAXAより、先進レーダ衛星「だいち4号」(「ALOS-4」)のデータ・サービス事業者として選定された。

                                          

▲(左)だいち4号【©JAXA】(右)StriX【©Synspective.Inc】

SAR(合成開口レーダ)データの将来的な利用促進のためには、専門的な技術を持たない潜在的顧客に向けた支援が不可欠のため、Synspectiveでは解析したSARデータやソリューションとして提供することに注力している。これまでの「だいち2号(ALOS-2)」の活用実績を活かしながら、ALOS-4で取得した衛星データの販売網を拡大し、日本国内外、特にアジア圏での利用促進を図る計画である。

同社の小型SAR衛星「StriX(ストリクス)」と合わせることで、顧客が利用可能なSAR画像を増やすことができ、新たな価値創出の促進にも繋がると考える。ALOS-4は、H3ロケット3号機によって種子島宇宙センターから打ち上げられたJAXAの人工衛星で、Lバンド合成開口レーダが搭載されており、前号機ALOS-2の性能を向上させ、世界最高レベルの解像度と観測カバレッジ(広域な観測)を実現している。

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