はやぶさ2が向かう小惑星、「トリフネ」と命名
小惑星探査機「はやぶさ2」が次に向かう小惑星の名称が「トリフネ(Torifune)」に決まったと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公表した。
日本神話に登場する「天鳥船(あめのとりふね)」にちなんだ名称で、JAXAが一般公募を行い、小中学生9人を含めた選考委員会で選定。小惑星を発見した米国のLINEARチームから国際天文学連合(IAU)に提案され、IAUでの審査を経て、正式に公表されたもの。
探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」に着陸およびサンプルリターン を行ったあと、現在も順調に飛行中で、2026年7月には「トリフネ」へのフライバイ(接近通過)探査し、表面の観測を行う。
2024年9月25日