低軌道衛星向け軌道離脱能力構築へ
アストロスケール仏国は、フランス企業Exotrailとともに、低軌道(LEO)における軌道離脱能力の構築に焦点を当てた戦略的パートナーシップを締結した。

▲左:ExotrailのJean-Luc Maria CEO、右:Astroscale FranceのPhilippe Blatt氏
Exotrailは、複数軌道・複数ミッション対応の衛星の設計・製造・運用を専門とする。アストロスケールフランスとのパートナーシップは、欧州における衛星運用処理能力の発展に向けた重要な節目であり、民生および防衛両面の課題に対応するための、体系化されたロードマップの基盤を築くものとなる。通信、地球観測、測位、防衛アプリケーションにとって不可欠なインフラである衛星が運用される軌道では、混雑化が進行しており、衛星運用者各社は衛星寿命末期の責任ある管理や、デブリの低減に取り組んでおり、軌道離脱能力は宇宙活動の長期的な安全性と持続可能性を確保する上で重要な役割を果たす。
2030年までに、制御可能で実運用に適した軌道離脱能力を実証する最初のミッションを目指し、衛星運用者へその機会を提供することを狙いとしている。この実現に向け、両社はそれぞれが培ってきた補完的な専門性を活用する。Exotrailは高機動衛星 space van™ の製造・統合・運用を担い、アストロスケールフランスはこれまでのミッションで蓄積した捕獲システムやRPO能力を提供し、これにはドッキング機構、アルゴリズム、ミッション準備、運用ノウハウが含まれる。
2026年2月6日









