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月極域での高精度着陸技術の獲得へ

ispaceは宇宙戦略基金事業第二期において、「月極域における高精度着陸技術」の実施機関として採択された。また同採択をもって、ispaceは2029年の高精度月面着陸を目指し、ミッション6の月着陸船(ランダー)開発を開始する。

▲ispaceは月面での活動を支える通信インフラの基盤構築を目指している

今回の採択により、ispaceは最長5年程度、支援上限額最大200億円の支援を受け、「南極近傍への高精度着陸と通信中継衛星を用いた極域でのペイロード活動支援」課題に向け、ランダーを中心とする技術開発を推進していく。月面には大量の水資源が氷として存在するとされ、これらは将来的に深宇宙探査や地球帰還に向けた、宇宙機の推進燃料としての活用が期待されている。特に、月南極近傍(高緯度域)の永久影領域には水資源が存在する可能性が高いとされ、これらの地点への高精度着陸を可能にすることは、資源探査やインフラ構築の観点から極めて重要な課題となる。

ispaceはこれまで、経済産業省によるSBIR補助金を活用しながら、2028年にミッション4で打ち上げを予定しているシリーズ3ランダー(仮称)の開発を進めているが、極域での高精度着陸技術の検討についても先行的に実施してきた。今回の採択を受け、ispaceはミッション4で使用するシリーズ3ランダーを発展させたランダーを開発し、2029年打ち上げ予定となるミッション6の実行を通じて、科学的・経済的価値の高い月南極近傍への安定的な高精度着陸技術の獲得を目指す。

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