宇宙用気蓄器の大量供給を実現へ
MJOLNIR SPACEWORKSが提案した「超軽量気蓄器のシステム設計技術の構築および製造プロセスの開発」が、JAXAが公募した宇宙戦略基金に採択され、今後4年間で総額約18億円の研究開発を実施する。

▲MJOLNIR SPACEWORKSは「ロケットを自動車のように大量生産する」を目指す
宇宙戦略基金(第二期)の技術開発テーマ「高頻度打上げに資するロケット部品・コンポーネント等の開発」のプロジェクトでは、国際競争力のある高頻度打上げに貢献するために、超軽量気蓄器の開発を行い、世界の宇宙輸送システムにおける持続的なサプライチェーンの構築を目指す。近年の国内ロケットの年間打上げ機数は10機未満となっており、国内の衛星事業者の需要を満たすことができず、衛星事業者は打上げ機会を求めて海外での打上げを選ばざるを得ないため、経済的損失や技術開発の遅れなどが生じている。このため、国内衛星打上げ需要を満たす高頻度打上げが可能な宇宙輸送システムの構築が課題となっている。
気蓄器やタンクはロケットの大部分を占める重要部品であり、今回の研究開発では、世界最高水準の超軽量気蓄器の量産化を実現するために、システム設計技術の構築および製造プロセスの開発を行う。これにより宇宙用気蓄器の大量供給を実現し、高頻度打上げに貢献していく。
2026年1月29日










