水イオンエンジンを宇宙空間で実証
Pale Blueは、水イオンエンジン『PBI』の性能および最大の特徴である「素早い起動性」を宇宙空間で実証した。併せて、PBIの軌道上および地上作動データをまとめたホワイトペーパーを公開した。

▲素早い起動性と極めて高い作動安定性を宇宙で確認
今回の水イオンエンジン(製品名:PBI)宇宙実証では、実際の宇宙環境において、推進機の起動開始から129秒以内で推進機が所定の推力を生成できることを確認した。固体推進剤等を用いた従来の推進機と比較し起動時間を大幅に短縮した。また、作動成功率100%を達成した。確実な作動により、運用計画の変更や再試行のリスクを大きく低減した。
多くの小型衛星では、電力等の制約上、推進機の作動中は観測や通信といったミッション運用を停止する必要があり、固体推進剤等を用いた従来の推進機は、作動前の起動に長時間を要することがミッション運用時間の損失を招く要因となっていた。Pale BlueのPBIは素早い起動性により、衛星がミッションに専念できる時間を最大化し、収益性の向上に貢献する。
2026年1月28日










