衛星ショートメッセージデモに成功
アークエッジ・スペースは、IoT衛星コンステレーションの構築と活用事業の国際展開に向け、衛星ショートメッセージのデモに成功した。

今回のデモでは、電池で駆動するシンプルな地上IoT端末から自社衛星へのショートメッセージを送信し、その内容を即時に自社地上局でダウンリンク受信するもので、11th UNISEC-Global Meetingの会期中にライブで実施され、18か国からの参加者に向けて衛星IoTサービスの実用性を示した。
11月1~4日に開催された会合においてアークエッジ・スペースは、各国・各地域でのIoTコンステレーションの利活用推進と国際的な協働開発に向けて、IoT衛星コンステレーションの概要や、それを構成する衛星および地上端末の開発手法を紹介した。参加者は、アンテナ製作のハンズオントレーニングや、地上IoT端末から衛星へのデータ送信デモンストレーション、IoTセンサやシステムの展示・実演を通じて、実際の開発・運用プロセスを体験し、強い関心を示した。また、各国・各地域のチームによるIoT衛星コンステレーションを活用したミッション提案が次々と寄せられている。
アークエッジ・スペースは、11th UNISEC-Global Meeting、また10月28~30日に東京・日本橋エリアで開催されたNIHONBASHI SPACE WEEK 2025を通じて各国・各地域との連携を深め、IoT衛星コンステレーションの拡充によるサービス向上と、その活用を通じたデータ収集サービスの国際展開を推進する。さらに、衛星データと地上IoT端末で取得したデータを統合し、利用者のニーズに応じた情報提供を可能にする地理空間情報プラットフォームのPoCを国内外で実施している。これらの取り組みを通じて、グローバルな社会課題の解決と人材育成に貢献していく。







