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日本橋にアジア初欧州宇宙機関拠点

三井不動産株式会社とクロスユーが運営する東京・日本橋の宇宙ビジネス拠点「クロスニホンバシ・タワー」内に、欧州宇宙機関(ESA)のアジア初となる活動拠点が10 月28日に開設した。

                                        

▲X-NIHONBASHI TOWER内 ESAオフィス

ESAは、1975年に欧州各国が共同で設立した欧州最大の宇宙機関で、本部はフランス・パリに置かれ、英仏伊独など欧州23か国が加盟している。その活動は欧州にとどまらず、日本を含む世界の産業界・研究機関との連携を通じて国際的な宇宙開発を牽引している。クロスユーとESAは、昨年11月に宇宙分野の協力促進を目的とした提携に関しパートナーシップ(LOI)を締結し、宇宙事業を行うヨーロッパのベンチャー企業と日本企業のビジネスマッチングなどを推進してきた。

この度、クロスユーとのさらなる連携の強化とJAXAや急成長を続ける日本の宇宙エコシステムとの協力を深化することを目的として、「X-NIHONBASHI TOWER(クロスニホンバシ・タワー)」に ESAの活動拠点が開設された。同拠点では、ESAの代表者が常駐し、クロスユーとの共創プログラムを推進するほか、欧州と日本の政府機関や商業宇宙セクターのステークホルダー間の調整促進など、日欧の宇宙ビジネスプレイヤーの橋渡しに係る業務を行う。

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