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H3ロケットの複数打上げで、仏社と合意

三菱重工業は、世界有数の衛星オペレーターであるフランスのユーテルサット社と、H3ロケットの複数の打上げに関して合意した。

 

合意の具体的内容は、三菱重工は2027年以降、H3による複数の打上げ輸送サービスを提供し、ユーテルサット社の継続的な衛星サービスに貢献するというもの。

ユーテルサット社は、同社の衛星を軌道に投入するために主要な打上げ事業者と常に協力しており、今回の合意により、今後数年間、ユーテルサット社の衛星打上げの機会を提供する

日本の新型基幹ロケットであるH3は、H-IIAとH-IIBで実現してきた高い信頼性を受け継ぎ、さらには顧客の多様なニーズに対応し、より良いサービスを提供できるように設計されたロケットで、2024年7月1日にH3の3号機打上げに成功している。

今回の合意について、ユーテルサット社のチーフエンジニアリングオフィサーは、「衛星オペレーターにとって、宇宙へのアクセスは非常に重要。三菱重工を打上げのポートフォリオに加えて、同社の優れた実績と技術を利用することで、当社の衛星を確実に軌道に送り込むことができる」とコメントしている。

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