次世代高速通信衛星への基盤技術
インターステラテクノロジズは、東京科学大学白根研究室、岩手大学本間・村田研究室、マイクロウェーブファクトリーと共同で、複数衛星を利用したアレーアンテナ構成の地上原理実験に成功した。

▲複数の衛星を模擬した実験装置。実際の飛行では分割され配置を電磁石で制御する
同成果は、スマートフォンなどとの直接通信(Direct-to-Device、D2D)を可能にする次世代高速通信衛星の実現において重要な基盤技術である。その革新性が評価され、半導体技術における世界最大規模の国際会議IEEE ISSCC(2月15~19日・米国)にて発表され、今回行った地上原理実験では、衛星1万~10万機への拡張を見据え、衛星間での送受信情報伝送方法や動作タイミング調整方法を総合的に検討し、超々小型衛星に搭載可能な信号処理アナログ集積回路およびアンテナが試作された。
さらに、複数台の模擬衛星を用いたアレーアンテナにより、スマートフォンで使用される電波の送受信に成功し、同実験は小規模ではあるものの、衛星数の拡大に対応可能であり、実用性能を持つ大型の非結線型フェーズドアレイアンテナ実現に向けた重要な進展となった。今回の実験成功を踏まえ、インターステラテクノロジズは今後もアンテナ性能や信頼性の向上、さらなるスケールアップに取り組んでいく。
2026年3月11日









