-- 天文・理科学ではない宇宙の「産業」「ビジネス」に特化したメディア --

高校生の宇宙教育プロで、衛星運用開始

Space BDとクラーク記念国際高等学校は、宇宙教育プロジェクトでの人工衛星「Clark sat-1」がISS日本実験棟「きぼう」より放出され、衛星の運用を開始した。

 

宇宙教育プロジェクトは、生徒主体の衛星開発・運用、ミッション実行をベースに高校生が宇宙に関心を持ち、宇宙視点で様々な課題解決を考え実行できる未来のリーダー人材育成を目指した教育プログラムの開発を目的としたプロジェクト。衛星開発・運用を通じ、宇宙開発への興味関心と課題解決の達成に向けた生徒たちの主体性を育てると共に、未来の社会で活躍する人材として不可欠な非認知能力を伸ばしていく。

Clark sat-1(愛称:Ambitious)は1Uサイズと呼ばれる10cm角・重さ約1.3kgの人工衛星。官辺申請やJAXAによる各種審査などを経て、2023年3月に完成。同年11月にFalcon 9で打ち上げられ、12月にISSから放出された。

衛星を運用すべく、クラーク国際の校舎に管制局の設置工事も施工した。クラーク国際の生徒は衛星開発のプロセスに沿って、宇宙開発の基礎知識からチームワーク、自ら問いを立てて課題を解決する力を身に着けてきた。

東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 中須賀教授から最新の宇宙開発について学び、同社が開発した宇宙をテーマにした様々なワークショップへ参加、宇宙ビジネスを展開する企業様へ訪問するなど、座学に留まらないさまざまな学びを経験した。

 

 

  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • アーカイブ

  • ニュースレターを購読する

    宇宙経済新聞ニュースレター
    購読申し込み

    登録は無料です

  • 【 AD 】
    【 AD 】
    【 AD 】
    【 AD 】
    【 AD 】