学生主体でロケット打上げ実験成功
室蘭工業大学の公認サークル「学生宇宙研究開発機構 SARD Hybrid Rocket Project」(SARD)が、北海道・大樹町にてハイブリッドロケットの打上げ実験を行い、成功した。

▲名称「H13-M2 宙の芽」。機体はGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)チューブを主体としたモジュール構造
3月14日に行われた同実験は、自作エンジンの実証と飛行時の燃焼圧力などのデータ取得、高度600m到達を主な目的として実施した。高度は712mに到達し、射点から南東185mに落下。打上げは成功し、エンジンは設計通りに機能することを確認、パラシュートも機能し、機体の回収にも成功するなど、実験の結果、各機能は設計通りに機能することを確認し、目標高度に到達した。今回の成果を踏まえ、将来の宇宙空間(高度100㎞以上)到達に向けて開発を進めていく。SARDは室蘭工業大学公認の宇宙系ものづくりサークルで、エンジンの設計・製作から機体開発、地上燃焼試験など実験の運用まで一貫して学生が主体となって実施しており、大樹町での打上げ実験は初めての実施となった。
大樹町は、民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」やその周辺エリアで、年間約40件の航空宇宙関連実験を受け入れている。今後も、実験に取り組みやすい環境整備を進め、企業や団体の研究開発と航空宇宙産業の発展、人材育成に貢献する。
2026年6月11日









