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次世代地球観測衛星7機打上げ

アクセルスペースは、2026年に、次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」7機の打上げを行う。これにより、自社で運用する衛星コンステレーションを10機以上の体制に増強し、広範囲を高頻度に観測することを可能にする。

▲GRUS-3のミッションパッチ

7機のGRUS-3は同一地点をほぼ同一時刻に毎日撮影(北緯25度以上の地点において可能)し、高度585kmの太陽同期軌道ら一年を通して安定した日照条件で地表を観測する。1機あたりの観測幅は28.3km、最長観測距離は1,356kmであり、7機合わせて1日に最大230万㎢を撮影する能力を有し、特定のエリアを指定して撮影する同社のタスキング技術と組み合わせ、顧客の情報収集や意思決定を支える。精密農業、森林監視、地図作成のほか、環境、金融、不動産など幅広い分野の需要に対応し、地球観測データ活用を促進していく。

GRUS-3は、現在運用している5機の地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」と一体運用され、アクセルスペースの衛星コンステレーション拡張に寄与する。同社は地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、世界30カ国以上の行政機関や民間企業にサービスを提供してきた。

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