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小型ロケット量産化へ、東北支社を建設

インターステラテクノロジズは、小型ロケットZEROの量産化を見据え、福島県南相馬市に東北支社の建設を開始し、生産・試験機能の拡大を図る。

 

新設する東北支社はロケットの構成部品のうち、電気・機構系部品を中心とした生産機能を集約・強化するとともに、アビオニクス(電子機器)統合試験などの各種試験機能や倉庫機能を包括した拠点となる。

最大収容人数30人規模のオフィス機能も設け、一部は地元からの採用を見込んでおり、2025年11月に竣工、同年12月の稼働開始を予定している。

同社は、北海道大樹本社と東京支社に加え、2024年10月には生産体制強化のため北海道帯広市にも支社を開設している。

今回の量産化を見据えた東北支社の開設を通じ、低価格で高頻度な宇宙輸送サービス提供に向けた取り組みをより一層加速し、同社のビジョン「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」の実現を目指す方針だ。

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