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ソラクシオを結成し、次世代の宇宙利用を促進

SpaceBDは、宇宙事業を推進する民間企業が連携し、宇宙利用に関する啓蒙活動、利用者支援、政策提言等を展開するための新たなコンソーシアム「SORAxIO(ソラクシオ)」を結成した。

 

 

同社は2017年の創業以来、JAXAよりISS「きぼう」日本実験棟を利用する事業者選定を受け、ISSからの小型衛星放出にて約50機の実績を有している。また、船内/船外利用においては、アーティストや教育機関を含む様々な非宇宙事業者のエンタメ・マーケティングでの宇宙商業利用を推進している。

一方、初めて宇宙利用を検討する顧客からは「宇宙実験をする際に、どのような準備や費用が必要なのかがわからない」「情報収集するだけでも時間がかかる」「費用の全貌が分からず前払いが必要となるため、社内稟議が通せない」など、参入障壁が高いという声が聞かれている。

そこで、同じく宇宙事業を展開する有人宇宙システム、兼松、DigitalBlastの3社と共に、それらを推進するコンソーシアム「SORAxIO(ソラクシオ)」を立ち上げた。

同コンソーシアムでは、地球低軌道利用の活性化に向けてユーザーの拡大を目指し、ISS利用事業を推進してきた各社と提携し、宇宙環境利用に関する規制および制度を調査し、政府への提言を行う。さらに、2025年度以降の「きぼう」日本実験棟利用インテグレーション業務を通じて知見を蓄積・共有し、次世代宇宙ステーション時代に向けた経験の獲得を目指す。

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