宇宙水道局、ビッグデータ活用等の新機能を追加
天地人が提供している水道DXサービス「宇宙水道局」が、宇宙ビッグデータ活用等の新機能を大幅追加し、2025年春より順次展開する。
従来から提供してきた漏水リスクの診断機能並びに点検や修理などの記録管理を支援する機能に加えて、新機能として、地域特性に応じた水道管の管路の更新計画の策定を支援する機能と地域のユーザーニーズに特化した宇宙ビッグデータ活用機能を追加。2025年春より順次展開する予定だ。
新機能は、政府による新たな「水循環基本計画」の閣議決定や、全国の上下水道緊急点検の方針に沿った機能を追加としたもので、水道インフラの耐震化や水道DXの支援を行うことで、持続可能な水道インフラの実現に貢献する。
同システムは、衛星データとAI技術を活用して水道インフラの課題解決に取り組み、持続可能な水道事業の実現を支援する。2023年のサービス提供開始から1年半で、20を超える自治体が採用している。
今後の展開について同社では、「2025年春からは、地域特性に応じた管路更新計画の策定を支援する機能と、ユーザーニーズに特化した宇宙ビッグデータ活用機能を順次提供する」としている。
2025年春以降に追加する新機能は、「天地人コンパス宇宙水道局管路更新課(仮称)」としてサービス提供を開始する。これに伴い、既存のサービスは「天地人コンパス 宇宙水道局 維持管理課(仮称)」としてリニューアルする。
2024年12月5日