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月面研究のセンサー機器輸送で覚書を締結

Ispaceの米国法人(ispace-U.S.)は、宇宙での建設・材料製造を行う米国企業と、月面レゴリス研究のためのセンサー機器の月面輸送での協業にて覚書を締結した。

 

今回の覚書締結は、ispace-U.S.が現在、開発を進めているAPEX1.0ランダー(月着陸船)または将来開発予定のランダーにて、月面レゴリス(表面をおおう堆積層)研究のためのセンサー機器を月面へ輸送し、展開することを視野に入れたミッションに関する最初のステップとなる。

協業先のAstroport社(本社・テキサス州サンアントニオ) は、宇宙分野での建設および材料の製造企業で、月面や火星のインフラを自律的に建設するため惑星の資源を耐久性のある原料に変換する事業活動を展開している。また、月や火星などの天体への安全で信頼性が高い効率的な宇宙航行を推進するための惑星間の着陸ポートを設計し、運用するビジョンを掲げている。

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