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リモートセンシング分野で協業体制

アークエッジ・スペースは、三菱UFJ銀行、清水建設と、リモートセンシング事業における協業体制構築に向けた覚書を締結した。これにより、衛星データを活用した新事業の創出およびアプリケーション開発を進めていく。

▲リモートセンシング事業における協業体制を構築

多数の超小型衛星を打ち上げて宇宙空間に配置する「衛星コンステレーション」は、地上との通信や地球観測の性能を高める上で極めて有効な手段である。アークエッジ・スペースでは、ハイパースペクトルカメラを搭載した高度な地球観測衛星、船舶向けVDES(VHF Data Exchange System)通信衛星の開発とコンステレーションの構築を進めている。これらの取り組みを通じて、気候変動対策、陸域や海域の状況把握、海洋デジタル化の推進など地球規模の課題解決等に貢献することを目指している。

また、衛星データをはじめとする地理空間情報やIoTデータを統合し、自然環境の変化やそのリスクを検出・分析する地理空間情報プラットフォームを開発している。多様なデータを自動的に収集、処理、解析し、感覚的に操作可能なユーザーインターフェース(UI)を提供することで、ユーザーにとって必要な情報を可視化できる。さらに、高度なWeb技術やAI技術の応用により、ビジネスにおける自然資本に関するリスクや機会の適切な評価・開示、さらには自然資本の保全活動への効果的な活用を目指していく。

アークエッジ・スペースは、多くのパートナー企業と連携しGHGモニタリングに関する実証を行ってきた。今後さらに衛星データを活用することで、①温室効果ガスの削減量②排出量③吸収量の可視化が可能となる。

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