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万博で新デザインモデルを公開

大阪・関西万博フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)のJAXA常設展示会場では、アルテミス計画で日本が提供することになっている「有人与圧ローバー」の新デザインの1/5スケールモデル(模型)が展示される。

有人与圧ローバーの概念設計は、トヨタ自動車をはじめとした各企業と連携して進めており、設計の進捗に伴い、有人与圧ローバーのデザインが新しくなった。

▲有人与圧ローバーの新しいデザイン ©JAXA/TOYOTA

有人与圧ローバーとは、宇宙服を着ることなく滞在できる月面探査車。宇宙飛行士がローバー内で生活しながら月面を探査することができる移動機能と居住機能を合わせ持った世界初の探査車であり、日本初の単独で機能する「有人宇宙船」でもある。また、宇宙飛行士が乗っていない期間(無人期間)にも、月面の地質・資源の調査などをより広い範囲で行うことができ、持続的な月探査を目指すアルテミス計画の中で、非常に重要な役割を持つ。

また、同展示会場に設置された幅10m高さ3mの高精度・巨大LEDカーブビジョンでは大迫力の映像と音声で月面世界に没入体験できる4つのストーリーが上映され、月に関する展示とともに、模型や映像によるリアルで迫力のある有人与圧ローバーとローバーが目指す月面世界を体感できる。

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