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3Dプリンターで推進薬タンク製造

将来宇宙輸送システムは、同社が提携する英国の3Dプリンター製造会社であるWAAM3D社、クランフィールド大学、愛知産業との協業のもと、検討開始から1年で金属3Dプリンターによる推進薬タンクを製造し、耐圧・気密試験を実施した。金属3Dプリンターで製造したタンクとしては国内最大規模となる。

▲金属3Dプリンターの活用を進め、機体構造などの製造を目指す

2022年5月に創業した将来宇宙輸送システムは、「2028年を目標に、人工衛星の軌道投入を目指す」というチャレンジングな目標を掲げている。この実現のため、開発効率を飛躍的に向上させる手段として、金属3Dプリンター技術を活用したアジャイル型の開発を推進している。

この取り組みの一環として、WAAM装置(アーク放電の熱を使い、金属ワイヤーを溶かして、溶接・積層する手法)を導入している。従来の開発手法では、大型ブロック材の確保や専用加工機の準備に長いリードタイムが必要だったが、WAAM技術の活用により、材料調達が容易となり、必要な形状を直接造形できるため、短期間での開発が可能になる。

また、金属3Dプリンターによる開発は設計変更への対応が柔軟で、修正を即座に反映し、新たな造形を迅速に実施できる。この特長を活かし、開発サイクルを短縮するとともに、設計の自由度を向上させることが期待される。

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