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新たな宇宙利用需要へ、事業・システムを実施

Space BDは、JAXAから「将来地球低軌道有人拠点事業におけるライフサイエンス実験軌道上システムの概念検討」を受託し、契約締結した。

 

JAXA は、国際宇宙ステーション(ISS)・日本実験棟「きぼう」を通じて獲得した宇宙環境利用の知見を「将来の地球低軌道(LEO)活動」へ円滑に継承・発展させ、持続可能な宇宙環境利用を目指している。

今回、実現するための検討として、ライフサイエンス実験の公的利用・商業利用の需要を満たすことを前提にした、宇宙環境における実験に必要となる技術的な機能の検討、システムの構成、開発スキーム等の整理を行う契約相手方として、同社が選定された。

同社は、JAXAから唯一の民間パートナーとして選定されたISS・日本実験棟「きぼう」での高品質タンパク質結晶生成実験事業で、アカデミア及び民間ユーザー約430サンプル以上の打上げを成功(2024年1月時点)させ、創薬研究を支援するライフサイエンス事業を展開してきた。

これらの事業で得た宇宙実験に関する知見やお客様のリレーションを活かし、2030年以降のポストISS時代を見据えた、更なるライフサイエンス事業の商業利用化に向けた、事業計画・システム設計・開発検証を一貫型で担っていく。

 

 

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