宇宙環境利用の普及拡大目的に提携
Space BDと千代田化工建設は、宇宙商業利用分野において日本の国際競争力向上への貢献を目指し、宇宙環境利用の普及拡大を目的とした業務提携基本合意書を締結した。

▲千代田化工の伊藤執行役員(左)、Space BDの永崎社長(右)
同提携により、Space BDの事業開発力、事業化推進力、人材育成分野での強みと、千代田化工のプロジェクトマネジメント力、エンジニアリングの知見・実績に基づいたISS向け機器・装置開発分野の強みを融合することで、宇宙環境利活用の拡大と、日本の宇宙産業の国際競争力向上に貢献することを目指す。
近年、宇宙開発は民間の主体的な取り組みが求められており、宇宙環境利用、インフラ整備、ビジネス化のニーズが増加している。拡大する民間事業機会において国際競争力の確保は、宇宙環境利用から得られる便益が大きく、大変重要であり、同提携を通じて両社は、①宇宙インフラの開発・運用②商業宇宙ビジネスの推進③サステナビリティへの貢献、といった分野での協力を強化していく。
2025年5月21日