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宇宙用コンピュータの軌道実証へ

Space Cubicsは、同社が開発した超小型衛星である3Uサイズのキューブサット『SC-Satla』を、スペースワンが開発・運用する小型衛星打上げ用ロケット「カイロス」3号機により打ち上げを予定する

                                                  

▲宇宙用コンピュータ「SC-OBC Module A1」

当該衛星に搭載された同社製宇宙用コンピュータ『SC-OBC Module A1』の長期軌道上運用による耐障害性(fault tolerance)と信頼性の実証ミッションを実施する。SC-OBC Module A1は、JAXAが国際宇宙ステーション(ISS)で培った信頼性設計技術を基に、キューブサット向けに最適化して開発した宇宙用オンボードコンピュータ(OBC)である。

同ミッションでは、SC-Sat1a 衛星に本コンピュータを2台搭載して衛星の制御を担わせ、長期間の軌道上運用を通じて、宇宙空間における本コンピュータの耐放射線性能、冗長化設計、フェイルオーバー機構といった耐障害機能を実証する。また、これらの成果を踏まえ、SC-OBC Module A1を将来的にキューブサット用コンピュータのデファクトスタンダードとして確立していくことを目指す。

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