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宇宙×車載AIで挑むインフラDX

天地人と、アイシン、静岡県磐田市は、「インフラ管理の高度化に向けた実証実験」に関して、基本合意書締結式を開催した。

                                                  

▲(左)アイシン・山下氏(中)磐田市長・草地氏(右)天地人・樋口氏

基本合意書締結式は8月19日(火)に磐田市役所にて開催された。同実証実験は、衛星データで漏水リスクを診断する『宇宙水道局』と車載カメラ+AIで路面異常を検知する『みちログ』を連携させ、日本初の道路・水道管理連携による新たなインフラDXの実現を目指す。アイシンのLBS製品本部は、30年来のカーナビ開発で培った技術・データを基盤に、移動・交通に関わる社会課題の解決に取り組んでおり、車載カメラとAIで、ひび割れ・ポットホール・平坦性などを検知する、みちログもその一つである。

同実証(来年2月末までの約6ヶ月間予定)では、磐田市の公用車2台と遠鉄タクシー様の車両1台(計3台)に専用機器を搭載し、走行しながら継続的に路面データを取得する。取得データは、みちログで解析したうえで宇宙水道局に提供し、相互フィードバックにより高リスク地点の定点観察と予測精度の向上を図る。この相互連携により、漏水起点の陥没や路面沈下の予兆を高精度で把握し、従来では発見困難だった複合的リスクの早期発見が可能になる。

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