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英・エアバスから初の大型受注

アストロスケール英国は、Airbus Defence and Space(エアバス)社より第二世代ドッキングプレートのオーダーを受注した。100個以上の大型注文は今回が初めてであり、宇宙の循環型経済を実現するためのアストロスケールの革新的なソリューションが宇宙産業で認められた大きな契約となる。

▲軌道上サービスおよび運用終了後のデブリ捕獲を可能にするドッキングプレート

スペースデブリは運用中の衛星のみならず宇宙全体の安全性を忘れて現在進行形の問題で、責任ある衛星の運用がグローバルに求められている。この課題のソリューションの一つとしてアストロスケールが提供するのが、軌道上サービスおよび運用終了後の捕獲を可能にするドッキングプレートである。国際的なベスト・プラクティスに沿ったドッキングプレートを打ち上げ前の衛星に搭載することで、宇宙の持続可能性を実現する設計と運用が可能になる。

ドッキングプレートは同社のミッションELSA-dやADRAS-Jにも搭載されており、放射線試験、紫外線試験、振動・衝撃試験などの厳しい品質試験を通過している。宇宙空間での設計寿命は15年以上で、長期間に及ぶミッションに適した耐久性の高いソリューションである。スペースデブリがもたらす課題が増えていく中で、同社のドッキングプレートは高度な技術と実用的なデザインを賭けた信頼性の高いソリューションとしてスペースサステナビリティの実現を支えていく。

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