宇宙通信市場で日本の存在感高める
ワープスペースは、JAXAより「月面活動に向けた月~地球間光通信中継システム概念検討」業務を受託した。

▲月面での活動には安定した通信網の確立が必須の中、ワープスペースの取り組みが注目されている
JAXAが策定する「日本の国際宇宙探査シナリオ2025」では、2040年代に月南極域を拠点とした長期的で大規模な拠点運用というビジョンが示された。月面で持続的な活動をするためには、通信・測位システムは月通信インフラとして必須となる。NASA・ESA・JAXAが連携した通信ネットワークの整備が進められているが、光通信は高速・大容量・高秘匿性でのデータ伝送が可能であることから、現在検討されている通信アーキテクチャの重要な一旦を担っており、同技術においては日本が国際的にも優位性を有している。また、今後の宇宙通信市場において、光通信技術の強化は国際的に日本の宇宙開発・宇宙産業における存在感をさらに高める上で重要となってくる。
今回の業務では、ワープスペースがこれまで得た知見や技術を活かして、主に「光通信端末を搭載した月周回衛星システムの概念検討」「月~地球間光通信中継システムのエンド・ツー・エンドでの運用コンセプト検討」の2点について検討を行い、業務に必須となる軌道要件の検討に関しては富士通と連携して進める。いま世界で加速している月や深惑星探査において日本の存在感をさらに高めることに貢献していく。
2026年4月27日









