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南相馬市で初のロケット打上げに成功

空中発射方式による衛星軌道投入ロケットを開発するAstroXは、福島県南相馬市のテストフィールドで、超小型ハイブリッドロケットの発射実験を行い、打上げに成功した。

同社は、気球で成層圏までロケットを放球し、そこからロケットの空中発射を行うロックーン(Rockoon) 方式での衛星軌道投入を行うサービスを研究開発している。

今回の実験では、福島県南相馬市内から同社が設計製作した超小型ハイブリッドロケット(全長約1.8m)の発射実験を実施。実機には、千葉工業大学の学生らが設計製作したものをベースに改良されたロケット「kogitsune」を使用した。

地上からの到達高度は300mに達し、ロケット打ち上げ実験を通して小型ロケットの開発に必要な技術と、洋上からロケットを回収するノウハウの確立も同時に確認したとしている。

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