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宇宙領域での経済圏創出と発展で協業

将来宇宙輸送システム(ISC)は、三井住友銀行と、宇宙領域に関する新たな経済圏の創出および宇宙産業発展に向けて協業することで合意した。

 

ISCは現在、文部科学省SBIRフェーズ3事業に採択され、2028年3月までに人工衛星打ち上げ用ロケットの開発に取り組んでいるが、政府補助金により開発を着実に進めていくには、技術面だけでなく、安定した財務基盤を構築する必要がある。

一方、三井住友銀行では、グループ一体でスタートアップ企業の成長ステージに応じたサポートを行い、新たな産業育成に貢献する取り組みを展開することを、主要な取り組みの一つにあげている。

今回、こうしたスタートアップ支援事業を活用することで、財務基盤の安定を図るとともに、成長ステージに応じたサポートを受けることで、宇宙輸送分野での新たな経済圏の創出に向けて協業することで合意したもの。

具体的には、①ISCの宇宙輸送事業および宇宙産業・関連サービスの発展に伴い、必要とされる金融・非金融関連サービスの開発②再利用ロケット・有人輸送機開発及び宇宙関連サービス提供に向けた事業化への支援③民間企業の参入、などを目的とした連携を展開する。

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