再使用型宇宙輸送で、文科省事業に採決
将来宇宙輸送システムは、再使用型宇宙輸送システムの開発にて、文部科学省中小企業イノベーション創出推進事業宇宙分野の審査に通過し、採択された。採択金額は50億円。
提案した事業計画は、「小型衛星打上げのための再使用型宇宙輸送システムの開発・実証」で、国際競争力のある宇宙輸送事業を確立させるため、事業パートナーとの連携体制を構築し、人工衛星の打上げができる再使用型の宇宙輸送システムを開発するもの。
具体的には、①100kg級の人工衛星打上げ用ロケットを開発する②再使用型とし、アップグレード可能なシステムとする③再使用運用に向けた整備性向上や保険の検討など、事業化に必要な検討事項についても連携企業と共同検討する―などを行う。
補助事業を通じてデモンストレーション飛行を行い、補助事業後、商業化に必要な課題克服に取り組み、社会実装を加速させる方針だ。
2024年9月20日