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宇宙から「見えない不動産」を可視化

アクセルスペースとWHEREは共同で、人工衛星による地球観測画像を活用した不動産登記情報の高精度化および不動産管理業務の効率化に向けたPoC(概念実証)を開始した。

                                                  

▲WHEREは「宇宙から地球の不動産市場を変える」というビジョンを掲げる

WHEREは、地権者とつながる不動産AIツール『WHERE』を開発・提供している。このPoCは、アクセルスペースが運用する光学地球観測衛星『GRUS(グルース)』から取得した広範囲かつ高頻度な衛星画像と、WHEREのオフマーケット探索AI(WHERE)を連携させ、都市開発の状況や土地利用の変化を立体的に把握することで、誰もが最新かつ正確な空間情報にアクセスできる不動産ソリューション構築に向けた取り組みの一環である。

同PoCは、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・福岡の6都府県を対象に実施し、1カ月間に複数回撮影した衛星画像を基に土地や建物の変化をAIで検知し、登記情報と照合する。検知した差異データを事業者や自治体に提供することで、実務による技術検証とニーズ調査を行う。両社は共同の取り組みを通じて、不動産業界だけでなく、都市計画、防災、インフラ管理、金融など幅広い分野において、意思決定の迅速化と精度向上を支援し、資産の適正評価、都市の健全な発展、災害時の被害最小化など、持続可能な社会基盤づくりに貢献する。

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