1.1年の短期間で打上げを実現
Space BDが支援する、イタリア、ローマ・サピエンツァ大学が開発した超小型衛星「CoRAL」を搭載した新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機が、10月26日午前9時00分15秒(日本標準時)に、種子島宇宙センターから打上げられた。

▲JAXAへのCoRAL衛星引き渡しの様子
契約締結からわずか1.1年という短期間で打上げを実現したCoRALは、ISS到着後、数か月以内に日本実験棟「きぼう」に搭載された小型衛星放出機構「J-SSOD」から放出される予定となっている。Space BDは、ローマ・サピエンツァ大学が開発した超小型衛星「CoRAL」について、安全審査および適合性審査における各種技術要件への対応支援や、関連機関との調整を通じて、打上げまでのプロセスを包括的にサポートした結果、契約締結からわずか1.1年という短期間での打上げを実現した。
従来1年半から3年を要していたリードタイムを、Space BDの豊富な実績と知見、そして多様な輸送手段まで含めたワンストップ支援体制を活かすことで、大幅に短縮することを可能とした。この件は、Space BDとして初のイタリア機関との連携事例であり、同社が推進する国際的な宇宙利用支援の新たな成果となった。
2025年11月28日







