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ロケットと射場の協調を加速へ

ASTRO GATEと将来宇宙輸送システム(ISC)は、ASTRO GATEが開発する国内外のスペースポートおよび汎用射場設備について、ISCの再使用型ロケットシステム(ASCA)の打上げおよび着陸を実現することを目的とし、覚書(MoU)を締結した。

▲(右)ASTRO GATEの大出社長(左)ISCの畑田社長兼CEO

今後、両社は以下の3つの分野で協力を行うことを予定している。①ロケットやスペースポートに関する最新技術情報の提供②ISCが提供するP4SDの活用可能性も考慮した、汎用的な飛行経路解析/ミッション解析/飛行安全解析等の解析ツールの実現とその運用に向けた検討③ISCのロケットの日本国内またはその他地域での離着陸実現に向けた実験、スペースポート設計、離着陸運用に関する支援活動。

同MOU締結について、ASTRO GATEの大出大輔社長は「両社の開発するロケットと射場の協調を加速し、宇宙輸送の合理化につながることに期待している」、ISCの畑田康二郎社長兼CEOは「 両者で宇宙輸送の高頻度化に向けてさらに深く連携していく」と、それぞれ述べている。

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