月着陸船、最速で12月に打ち上げ
ispaceは、月面探査を行うRESILIENCEランダー(月着陸船)を最速で12月に打ち上げる。
今回のミッションは、“Landing and Beyond”~月面着陸から月面探査へ~をスローガンに、資源探査の初期的な取り組みを自社開発のTENACIOUS(テネシアス)ローバー(月面探査車)を用いて実施する。
米国スペースX社のロケットで打ち上げ、月表面の「氷の海」と呼ばれるエリアの中央付近に着陸させる計画。月面着陸後は、月着陸船に格納された月面探査車を走行させて月のデータや地表の砂や土壌などを採取する。
また、同社では、月データの所有権をアメリカ航空宇宙局(NASA)に譲渡するという「月資源商取引プログラム」を実施する計画だ。
2024年9月15日