日本初「宇宙ハーブティー」誕生へ
BISAは、宇宙空間での飲用を想定したハーブティーの研究開発プロジェクトを開始した。宇宙飛行士の「心と体を整える時間」をサポートする新たなウェルネス体験の創出を目指す。

▲福岡発ハーブティー専門店のBISAがJAXA「宇宙日本食」認証の取得を目指す
宇宙での長期滞在では、無重力による身体機能の低下、ストレス、嗅覚の鈍化、栄養不足など、地上とは異なる課題が数多く存在する。限られた空間で緊張状態が続く環境では、日常のように気分を切り替える“ひと息”の時間がつくりにくいことも指摘されている。そんな中、これまで「整える時間」を大切にハーブティーづくりを続けてきたBISAは、無重力環境では香りや味を感じにくく、ストレスや睡眠の乱れ、不調が起こりやすいとされている、自然由来のハーブが持つ香りや成分を活かす。
「日々の暮らしの中で、小さな癒しや気分転換を届けてきたその知見を、宇宙で働く人にも役立てたい」。そんな想いから、今回の研究開発プロジェクトが始まった。この取り組みは、宇宙空間に限らず、災害時や停電時など、地上の極限状態における心身ケアにも応用できる可能性を秘めている。限られた環境下でも「ほっと一息つける時間」が持てることは、人の安心感や心理的安定に大きく寄与する。ハーブティーは湯・水があれば簡単に利用でき、日常と非日常の境界を埋めるように寄り添う飲み物として期待されている。
2026年2月18日









