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幅広いプレイヤーの月面参入目指す

ispaceとダイモンは、月着陸船搭載に向けたペイロード輸送ボックスの開発検討に関する基本合意書を締結した。

                                                  

▲左:ispaceの袴田CEO 右:ダイモンの中島社長

ispaceは、これまでの月ミッションを通じて月面への航行および着陸に関する技術と知見を蓄積してきた一方、ロボット・宇宙技術開発ベンチャーのダイモンは、自社開発の月面探査車『YAOKI』とその輸送・放出に関わるシステムの開発実績を有している。今回の合意に基づき、ispaceとダイモンは将来的に多様な顧客ニーズに対応した小型ペイロードを安全に月面まで輸送可能な輸送ボックスの実現と月面への放出を目的として、ダイモンが開発するデプロイメントシステムをispaceが開発する月着陸船(ランダー)により月面まで輸送することで、幅広い顧客層に向けた月面輸送サービスの提供に関する検討を共同で進めていく。

月着陸船によるペイロード輸送には、ロケットでの打ち上げ時の振動や、分離後に宇宙空間を航行する際の厳しい宇宙環境への対応が求められる。輸送ボックスを用いることで、小型ペイロードを簡易にランダーに搭載し、かつ月面へ放出することが可能となるほか、顧客の要望に応じた温度管理や放射線から保護といった付加価値の提供が期待される。今回の協業では、ダイモンはispaceが開発するランダーにペイロードを搭載するための輸送ボックスを最適化開発し、ispaceはそれらペイロードを安全に月へ輸送するため、ランダーとのインターフェースの適合性検討を実施する。

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