宇宙用機器の軌道上実証に特化
アクセルスペースは、JAXAと軌道上実証サービス「AxelLiner Laboratory」(AL Lab)の提供に関する契約を締結した。

▲「AL Lab」提供サービスのイメージ図。衛星内の搭載スペースを分割し顧客の実証機器に割り当てできる
軌道上実証とは、衛星そのものの存続に関わる部品や、衛星の用途や目的に応じて搭載するミッション機器を実際に宇宙へ打ち上げ、軌道上で性能を検証することであり、宇宙空間は、打ち上げ時の振動に加え、激しい温度変化、放射線、真空環境などの過酷な条件にさらされるため、宇宙用部品や機器には、軌道上で動作した実績(フライトヘリテージ)が求められる。軌道上での実証のニーズが高まる一方で、実証機会は限られており、部品や機器の完成から打ち上げまで数年を要するケースも多いため、タイムリーな実証が難しいという課題がある。こうした中、日本においても宇宙戦略基金をはじめとする政府機関主導の施策において、国内の衛星サプライチェーンの構築は重要なテーマの一つとして取り扱われており、衛星用コンポーネントを迅速に軌道上実証できる環境への期待が高まっている。
アクセルスペースはこの課題を解決するため、AxelLiner事業が持つ短期開発・量産可能な特長を活かし、宇宙用機器の軌道上実証に特化したサービスのAL Labを提供している。同契約では、JAXAが実施する、宇宙機用高機動型電気推進の基礎研究において2026年度より実証期間の終了まで4年程度をかけて、AL Labサービスを提供する予定。アクセルスペースは今後も、衛星バスシステムをはじめとする幅広い宇宙利用サービスの提供を通じて、国内外の顧客の多様な宇宙ミッションを支援していく。
2026年7月16日









