南相馬にロケット製造の新拠点開設
インターステラテクノロジズは、福島県南相馬市に東北支社を開設した(昨年12月)。初号機打上げに向けて開発を進めている小型人工衛星打上げロケット『ZERO』の製造体制強化を見据えた戦略的拠点となる。

▲北海道大樹本社、東京支社、北海道帯広支社に続く工場機能を有した拠点となる
南相馬市を含む福島県浜通り地域は、従来より航空関連などの製造業に強みを持っており、インターステラテクノロジズは2021年7月にロケット会社として初めて同県に進出した。これまでは同市内の産業創造センター内に拠点を設けていたが、今後は電気・機構系部品の製造や射場支援システムの開発や試験機能を東北支社に集約・強化していくことを計画している。延床面積は2,503 ㎡、鉄骨造の地上1階建て、最大収容人数30名規模のオフィス機能も完備しており、地元採用を含む数名が勤務を始めている。昨年12月18日には開所式を実施し、地域住民や行政・金融機関関係者ら約70人が参加した。
インターステラテクノロジズは、観測ロケットMOMOで国内民間企業単独として初めての宇宙空間到達を達成した、日本の民間宇宙輸送のリーディング企業。世界中で宇宙輸送能力が不足する中、日本政府が目指す国内の打上げ能力向上に資するため、小型衛星専用の宇宙輸送サービスとしてZEROを開発している。東北支社の開設により、モノづくりを通じて福島県内における宇宙産業の振興により一層貢献するとともに、高頻度打上げが可能な宇宙輸送サービスを競争力のある価格で提供できる体制構築を加速させていく。
2026年3月9日









