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低軌道汎用実験技術が決定、装置開発をリード

SpaceBDは、JAXAが実施する2024度宇宙戦略基金事業での低軌道汎用実験システム技術の開発実施機関として決定。2030年以降の宇宙市場開拓での実験装置開発をリードする。

 

 

SpaceBDは、JAXAが実施する2024度宇宙戦略基金事業での低軌道汎用実験システム技術の開発実施機関として決定。2030年以降の宇宙市場開拓での実験装置開発をリードする。

低軌道汎用実験システム技術は、宇宙戦略基金における技術開発テーマの一つ。2030年以降のポストISS時代での「きぼう」日本実験棟における微小重力環境を活用した実験で培ってきた技術ノウハウを元に、より効率的かつ経済的な宇宙実験の機会を提供するための新たな実験装置を開発する。

実験装置は、①タンパク質結晶生成や細胞研究など、多様な実験に対応可能な汎用性の高いシステム②実験プロセスの半自動化および地上操作を可能とし、宇宙飛行士の作業時間を最小限に抑えることで、準備期間や実験コストを大幅に低減する③ユーザーフレンドリーな設計により、地上実験の延長線上で宇宙実験が実施可能―などが特徴。

同技術開発を通じて、より多くの研究機関や企業が利用しやすい実験環境を構築し、民間事業者の地球低軌道を活用したビジネスの創出を推進する。

同社は、汎用実験システムの開発実施機関として、技術開発をリードし、これまで培ってきたサービス提供の知見を活かしながら、自社での機器開発を通じて、より包括的なライフサイエンスサービスの展開を目指す方針だ。

 

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