火星の高高度実験機をJAXAに納入
AeroFlexは、JAXAの大山研究室(大山聖教授)と共同で火星探査飛行機の研究開発を進め、火星の大気条件に近い環境での飛行実験に向けた実験機を独自開発し、2025年10月にJAXAに納入した。

▲JAXAに納入した火星探査飛行機の高高度実験機
生命の起源や惑星の成り立ちの解明、将来の人類居住地としての可能性など、様々な観点で火星探査には期待が高まっている状況の中で、AeroFlexは上空からの地表面探査という形での火星探査への貢献を目指し、JAXA大山研究室と共同で火星探査飛行機の研究開発を進めている。
実際の火星探査では、火星大気圏に突入して十分に減速した火星着陸機から、動力を持たない火星探査飛行機を放出し、滑空させて地表面を観測することを想定して行う。火星の大気は地球に比べて極めて希薄かつ低温であることが知られているが、地球上でも、大気圧も気温も低い高度30kmから実際に火星探査飛行機を放出して滑空させることで、火星の大気条件に近い環境での飛行実験を行うことができる。AeroFlexはこの高高度での飛行実験に向けた実験機を開発し、2025年10月にJAXAに納入した。現在は風向きなどの気象条件の選定や法的手続きを進めており、実験実施は2026年以降を予定している。
2026年1月7日










