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7.5億円の第三者割当増資を実施

Space Quartersは、シードラウンドとして、Frontier Innovationsをリード投資家として、複数投資家を引受先とする7.5億円の第三者割当増資を実施した。

                                                  

▲宇宙建築システムを開発している東北大学発ベンチャーのSpace Quarters

Space Quartersは「人類の可能性を拡げ続ける」ことをミッションに、軌道上や月面でのインフラとなる大型構造物を施工する宇宙建築システムを開発している東北大学発ベンチャーで、ツクリエが共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点「かわさき新産業創造センター(KBIC)」に入居している。同社は2022年6月創業以来、ロボットシステムおよび電子ビーム溶接機の開発を進め、スカパーJSAT、JAXA、大林組、IHIエアロスペースなど複数の大手企業と政府機関よりプロジェクトを受注し、事業の実現に向けて進捗を重ねている。

Space Quartersは、エンジェルラウンドの資金を利用して宇宙建築ロボットシステムの設計と要素技術の地上でのPOCを完了、2027年、2028年に控える宇宙での溶接接合実証、組立実証を実施し、正式なサービスローンチに向けた開発を加速させるため、この度資金調達を実施した。資金使途として、開発チームの強化、試験設備の導入・改修、宇宙実証を想定している。

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