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発災時の迅速な状況把握を宇宙から

Synspectiveは、建設コンサルタントのフジヤマと共同事業体を組み、悪天候や夜間でも地表を観測できる小型SAR衛星『StriX』を活用し、将来のコンステレーション体制構築後に実現する「国内最速レベルの緊急撮像・データ提供」を見据えた実証を行った。

▲将来の「国内最速レベル」を見据えた緊急撮像と自動解析

今回の実証では、発災時の初動対応を想定し、撮像から自治体への情報提供までの一連のフローを、「急撮像」「動解析による被害箇所」セキュアなデータ連携」の3つの要素で構成した。実証の結果、緊急撮像開始(模擬)から2時間以内に、衛星画像と被害の第一報を提供するフローを確認した。悪天候・夜間でも観測できるStriXの特性により、従来の他衛星手法等と比較して、被害把握までの所要時間を約22時間短縮できる可能性が示された。また、UAVや現地調査では立ち入りが制限される危険なエリアでも、面的かつ定量的に被害規模を把握できることが確認された。さらに、初動対応にとどまらず、発災後の災害査定に向けた「痕跡調査」の代替・補完としても有効であり、従来の痕跡調査と比較して、50%以上の費用縮減が期待できることが示された。

同実証を通じて、StriXの緊急撮像フローと自動解析ソリューションが、自治体の災害対応における意思決定の迅速化に大きく貢献し、高い実効性を備えていることが確認された。今後、Synspectiveの衛星コンステレーション体制が整うことで、時間帯や天候を問わず、真に「国内最速レベルの撮像・データ提供」を定常的に実現できるようになる。Synspective はLGWANをはじめとするセキュアなシステムとの連携をさらに強化し、よりタイムリーで正確な災害情報の提供を通じて、自治体の防災DXを推進していく。

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