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シリーズFで新たに89億円を調達

インターステラテクノロジズは、三井住友銀行、宇宙フロンティア2号ファンド、ジャパネットホールディングスと既存株主を引受先とした65億円の第三者割当増資および金融機関からの24億円の融資で89億円を調達した。

▲三井住友銀行にとって、宇宙スタートアップへの出資は今回が初となる

合わせて三井住友銀行とは、宇宙関連産業におけるサプライチェーンの構築支援に関わる業務提携契約も締結した。インターステラテクノロジズは日本の民間宇宙輸送のリーディング企業として、国内初のロケット事業と通信衛星事業の垂直統合ビジネスを目指している。ロケット事業では、ウーブン・バイ・トヨタと業務提携し、ロケットを一点モノの生産から、高頻度打上げに耐えうる工業製品へと構造変革させ、高頻度・低コストに打ち上げられる宇宙輸送サービスを確立するために取り組んでいる。

一方の人工衛星事業は、多くの打上げ基数が必要でロケット会社が有することで強みが最大化できる、通信衛星事業に特化しており、インターステラテクノロジズは総務省からの委託事業やJAXAが実施する宇宙戦略基金なども活用して研究開発を進めている。今回新たに調達した資金はロケットZERO開発・製造や、人工衛星の研究開発などに充て、両事業のさらなる拡大を目指していく。

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