革新的エネルギー技術実証衛星との通信に成功
アークエッジ・スペースは、関西大学や福井大学らとの共同研究グループで開発した超小型人工衛星が、ISSから放出され、衛星との通信に成功し、運用を開始した。
同社は、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を展開している。
今回、共同開発した超小型人工衛星「DENDEN-01」は10×10×10 cm (1Uサイズ) で、2024年12月9日にISSの「きぼう」日本実験棟の小型衛星放出機構から放出された。その後、試験電波による通信によって衛星情報の取得に成功した。
また、小型低消費電力無線通信機によるバックアップ通信機能の動作確認に成功した。DENDEN-01は、1ヶ月程度の初期運用を行ったのち、計画しているさまざまな実証実験を行う予定だ。
2025年1月5日