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誰もが行ける宇宙旅行目指し、業務提携

将来宇宙輸送システム(ISC)と日本旅行は、誰もが行ける宇宙旅行事業の実現を目指した事業検討を共同で行うことで合意し、業務提携契約を締結した。

ISCは2028年3月までに人工衛星打ち上げ用ロケットの開発に取り組み、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指している。一方、日本旅行は2020年に宇宙事業の専門部署を設置し、地球から宇宙空間への安全・安心・快適な旅行提供の事業化を検討している。

宇宙旅行は、様々な理由によって、ごく限られた人だけが参加できるというのが現状。そこで、両社では「宇宙旅行」の2030年代の事業化を目指し、それぞれの知見を持ち寄り共同で行う調査業務などを通じて、安全・安心で快適かつ魅力的な誰もが行ける宇宙旅行の実現に向け構想の具体化を推進する。

具体的な取り組みとしては、①宇宙業界の各展示会や、9月開催の「ツーリズムEXPO」にて取組み内容や再使用型ロケット模型を展示、紹介する②ISCが取組んできた宇宙旅行の先行予約(アンケート)を日本旅行とも協力して実施規模を拡大し、継続する③両社の知見を活かし、商品化検討を進める―などの活動を共同で展開する。

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