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H-IIAロケット最終機、コア機体の製造完了

三菱重工業は名古屋屋航空宇宙システム製作所飛島工場で、H-IIAロケット最終機となる50号機コア機体の製造を完了し、鹿児島県の種子島宇宙センターに出荷された。

 

 

 

 

H-IIBロケットは2001年の初号機打上げ以来、日本の基幹ロケットとして、国際宇宙ステーション(ISS)へ必要な物資を運ぶなど、日本の自律的な宇宙輸送の発展を牽引してきた。

これまでに計48機が打ち上げられ、現在までの打上げ成功率は約98%と、高い信頼性を示している。H-IIAロケットは50号機の打上げをもって退役し、新型のH3ロケットにその役割を引き継ぐ。

同社では、2007年にロケットの製造から打上げまでを一貫して担う打上げ輸送サービスをスタートしており、今後も、引き続き、日本の自律的な宇宙輸送の発展に貢献する方針だ。

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