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堅牢な衛星測位システムで協業

アストロスケール英国は、Xona Space Systemsに対し次世代ドッキングプレートを提供し、Xona社の拡大する低軌道衛星コンステレーションに搭載される。

                                                  

▲イノベーションと持続可能性がいかに両立できるかを示す契約となる

この協業は、堅牢な測位、航法、計時(PNT)インフラの構築と、地球の軌道の安全と持続可能性の維持という2つの重要な目標達成をサポートする。Xona社は、低軌道上の世界最先端の衛星測位システムとなるPulsarを開発しており、PulsarはGPSなどの既存システムと連携し、より強力な信号、センチメートルレベルの精度、そして妨害やスプーフィングなどの干渉に対する保護機能を提供する。グローバルナビゲーションへの脅威が高まる中、より強靭で安全な衛星測位システムは国家安全保障、重要インフラ、そして世界中の通信デバイスにとって不可欠なものとなっているが、GPSのような既存システムは別の時代に設計されたもので、民間と国家安全保障の両方の環境においても、混乱の影響は深刻である。

アストロスケールは、Xona社がコンステレーションの打上げに向けて事業規模を拡大する中で、将来のPulsar衛星にドッキングプレートを提供し、将来の軌道上サービス、アップグレード、安全な軌道離脱が可能にする。これは、より柔軟で応答性の高い衛星の実現とデブリの防止に役立ち、どちらも責任ある宇宙での運用にとって重要な要素となる。

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