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宇宙の現場で生まれた水素を循環

ロボデックスは、JAXAおよび秋田県能代市と、ロケット開発時に放出される水素の回収・活用に関する共同研究に向け、業務提携を締結した。

▲ボイルオフガスを回収・再利用する拠点「水素ラボ構想」を能代市が推進

今回の共同研究では、大量の液体水素が燃料として使用するロケットの打ち上げには、相当量の水素が大気中に放出されている問題に対して、この未活用の水素を回収し、水素ドローンや小型水素モビリティといった用途等へ活用する道筋を三者で探求していくことを目的としている。宇宙開発の現場から生まれる水素を、地域社会の課題解決に利活用する新たな水素社会の事業モデルの構築を通じて、宇宙産業と地域社会が手を取り合う新たな共創の形を目指す。

同業務提携(3月24日付)による共同研究が描く水素循環モデルは、宇宙開発の副産物である水素を地域社会のエネルギー資源へと転換する、これまでにない試みとなる。ロボデックスはすでに、水素ドローン『aigis one』をはじめ、小型水素モビリティ、さらには水素燃料電池発電機の開発を進めており、水素タンクの同一規格化によるマルチユース基盤を構築している。ロケット発射場から回収された水素が、これらの水素活用プラットフォームに供給されることで、防災・物流・移動支援・地域経済といった多くの分野での貢献が期待される。宇宙の現場で生まれた水素が、地域の暮らしを守るエネルギーとして循環する。今回の共同研究は、その第一歩となる。

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